最初に触ったときの「こうだったらいいのに!」を書いておく
プロダクト(ソフトウェアとかWebサイトとかその他のいろいろなモノ)に初めて触るときに、「ここわかりにくい」とか「フツーこうじゃないよね」とか「ここのデザインイマイチ」とか、逆に「これイイ!」とか思ったりする。
自分がプロダクトの作り手の立場だったり、これからそうなる*1なら、これは絶対に書き留めておくべき。なぜなら、2週間、3週間とそのプロダクトを使って(作って)いるうちに、すぐに「慣れて」しまうから。
- このボタンをクリックしたら、何が起こるのか?
- ダブルクリックしたら、何が起こるのか?
- マークが変化した。何が起こったのか?
作り手は、プロダクトについて知り尽くしているから簡単なことなんだけど、初めての人には分からん。当たり前。
特に不特定多数の人が使うのなら「初めて触っても予想通りに動く」のが大事なのは言うまでもないかな。ただ、その「予想通り」というのがかなり感覚的なもので、時間がたっていったん「中の人」になってしまうと、もう取り戻せないというのを実感する。
そうなったらUIは自分で検証するんじゃなくて、別の人に触らせるようにするしかない。(それも、ターゲットとするユーザ層(Geekからオカンまでいろいろ、そのときどき)の代表みたいな人に触らせて、その反応をフィードバックするのが大事かも。)
で、最初に書いておいた自分のメモも、たまに見ると発見がある。
*1:現場だと、別の人が作っていたものをこれから自分がいじっていく、というのはよくあること。