VMware Fusion Beta で Windows を使ってみた
テスト用のWindows環境を作りたかったので試した。OSは Windows XP Home Edition。
VMwareのイメージを付くってWindowsをさくっとインストール、終わったら最初にVMware Toolsを入れる。
Parallelsを常用しているので比較。
フルスクリーン
- VMware: フルスクリーンへの切り替えがなめらか、早い。画面がいったんフェードアウトしてからフェードインするので見た目もきれいだし、かつ、早い気がする。
- Parallels: フルスクリーンの切り替えのタイミングで画面がカクカクする。
ウィンドウのリサイズ
- VMware: なめらか。VMのウィンドウの右下のつまみを持って解像度が1ドット単位で自由に変更できる! VMWate Toolsのおかげか、中のWindowsのデスクトップのサイズも素早く追従。Mac上で動く一つのアプリとしてWindowsが動く感じ。
- Parallels: あらかじめ決めた解像度(ゲストOSの設定でカスタム解像度を作る)でしか変更できない。Windowsの画面のプロパティからの変更のみ。VMの外側から(Macの側から)サイズ変更は不可。
ファイル共有
- VMware: Mac<->Windows間でのファイルのコピーが、ドラッグアンドドロップでできる。すごい。ただし日本語ファイルのコピーでは、バビブベボ、パピプペポのような濁点・半濁点の文字が、濁点が取れた文字+化けた文字(中黒)になった。「ヒ・タコ・ラスイッチ」みたいに。正式版では直りそう。
- Parallels: 中のWindowsからはネットワーク上の共有フォルダに見える、Parallels Shared Foldersが設定できる。
ベータで、まだ設定パネルが無効化されている機能も多いが、上に書いたような点だけでも乗り換えたくなった。(買い換えなくてよいに越したことはないので、Parallelsも同じくらいになるといいのに。)
Parallelsは、「Macの中でWindowsが動く。」をAppleも宣伝するくらいで、Apple Storeで売っているが、VMwareもそうなるんだろか。
追記: おっと、Parallels Desktopも ドラッグアンドドロップのファイルコピーに対応 するらしい。
追記: Parallels Desktop RC (Build 3120)を入れてみた。「VMのウィンドウの右下のつまみを持って解像度が1ドット単位で自由に変更できる」ができるようになっていた。さらに、Coherenceという表示モードが追加。Macのデスクトップのいちばん下にWindowsのタスクバーが出てきた!なんじゃこりゃ〜