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「標準」って

突然だが、「標準」っていうのは、「これおもしろそう」「これよさそう」っていう、創造の可能性を消し去られそうで、標準は嫌い。
「標準」で縛られたくはない。


ところで、プログラミング言語だとか、XML、HTMLのたぐいの仕様化は、いわば共通言語なので必須。プリミティブなレベルの標準。
ここで言ってるのは、開発手法の標準だとか、社内で使う開発ツールの標準はコレだ、とかのこと。

こういうのを大して興味なくても「標準だから」って言って使わされたりするのって、窮屈で嫌だ。

逆に自分が立場的にその「標準」を押しつけるほうになっちゃったりすると、けっこう嫌だ。
自分がそれをきわめて本当にすばらしいと確信しているわけでもないし、極めてるわけでもないし、そんな人ならネット上にわんさかいるし、自分があえてコレがすばらしいんだよって言えねー。

ただ企業としての知的財産という側面もある。でもいまどきの普通の開発のノウハウなんて、企業が必死で守るほどのもんでもない。社内のノウハウに頼るより、困ったらネットや本にいくらでも聞けるし。

とすると、いまどきのSI企業としての知的財産といったら、「業務知識」っていうやつか。
でもそれの「標準化」って?